今回はGitを一通り学んで行えるようになったことをまとめておきます。
もし、これから時間をかけてGitを学ぼうとしているなら
学んだあとにどうなるのかを知っておきことは大切です。
とはいえ、
現状のぼくはGitを使って複数人で開発などを行っている訳ではありません。
そして、その予定もないのですが…
あくまで、個人で利用したいと思っている人が学んだ結果どうなったか
という視点で見てくれたら幸いです。
実感したメリット
プログラム以外にも管理できる
Gitで管理できるものはプログラムだけではないです。
テキストファイルやエクセルやワードなども管理できます。
工夫をすれば、日記やブログの下書き、本の原稿なんかもバージョン管理できてしまいます。
ブログの下書きや情報収集の際にはよく活用させていただきました。
データを過去の状態に戻せる安心感
なんといっても「データを過去の状態に戻せる」のは便利です。
Gitはバージョン管理システムですから、当然と言えば当然ですが(笑)
ぼくのような独学初心者でプログラミング学習をしていると、
わからないなりにいろいろイジルうちに、おかしなことになっていき
「あの時の状態に戻したい!」そんなことがよくありました。
パソコン内に作ったファイルに上書きしながら学習していると戻ることはできないし、
その都度ファイルのコピーを取りながら進めると、ファイルの種類が増えすぎて管理ができなくなっていました。
Gitを活用することで、失敗しても今の状態に戻せる安心感からどんどん挑戦できるようになりました。
プログラミング学習のデータを残せる
学習段階でも自分の書いたコードを残しておきたいものです。
はじめは何が何だかわからない状態で模写していたコードも、学習が進む中で見返すと
より深い気づきがあったりします。
ただ、すべてのデータを保存しておくと、容量の問題や管理が大変になってきます。
どんどん増えるファイルやバックアップを保存するうちに、ゴチャゴチャしてきて
見返すこともなくなってしまうことがよくあります。
Gitを使うことで、データの容量を気にすることなく学習データやプログラムを残せるのも魅力です。
クラウドに毎月多額の支払いをしなくて済むと考えると、これだけで学習の価値はありそうです。
学習の記録が目に見える
GitHub上のプロフィールに活動の記録が自動で残ります。
画像はぼくが学び始めたころのGitHub上のプロフィールの一部です。
学習量を視覚的にわかりやすく自動記録してくれます。
ぼくは、学習の記録をアナログなシステム手帳「Pile-up-planner」で記録していましたが、
正直言ってGitHubの学習記録の手軽さと見やすさに脱帽です。
試したことはありませんが、これからプログラマーとしての採用試験などに挑む場合
口だけで「自分でこれだけ勉強しました!」というよりも、GitHubアカウントを見てもらい
過去にこれだけ学習に費やしています。と明確に示せるのでは違いが出てきそうですね。
また、複数でプログラミングをする場合GitHubを使用しているケースも多いようなので
それだけでも、基本的なGit操作が行える証明になりそうです。
実感したデメリット
学習に時間がかかった
ぼくのような独学・初心者にとっては基本のプログラミングを覚えることも大変です。
そのうえ、Gitという未知のものに取り組むのはハードルがあるように感じられました。
特にプログラミング学習においては「こんな機能を作りたい。」「サイトを作りたい。」などの目的があって取り組みます。
ただでさえ分からないことだらけなのに、GITをうまく使いながら、プログラミングを学ぶのは大変です。
まずは、テキストファイルなどで日記を書くなどしながらGit自体の操作に慣れていく必要がありました。
個人の場合意識しないと使わなくなる
Gitは便利だし、高額なクラウドを契約しなくても容量を気にせず学習記録を残していけるなど魅力的です。
しかし、慣れるまでは意識しないと使うことが面倒に感じます。
集中して学習をしていく中の所々で、Gitの操作をしないといけないのはリズムが狂うし
そこでうまく保存できないやエラーがあると、そちらが気になり学習が止まってしまいがちです。
まずが、Gitを学び、次にGitのの習慣的な操作を自動化するプログラムを作ることを目標にプログラムを学習するのもありかもしれません。
まとめ
結果的には学んでよかったと思っています。
プログラミング学習をするなら知っていて損はないのがGitだと思いました。
できれば、基本的な学習を始める段階で知っていて
学習の記録を残すノート的な使い方をしながらプログラミング学習をしたかったなっと感じました。
ファイルを保存するなどの目的であればNASやクラウドなどの導入を検討するのもありですが、
初期費用が掛かることもあるので、学習することでその分の費用が浮くと考えると
学習の費用対効果は高いのではないかと思いました。
またプログラミングスクールなどでもGitに関する内容を扱っていることが多いため
プログラミングを始める前に挑戦してみるといいかもしれません。