プログラミング初心者が知っておくべきGITの基本

プログラミング初心者が知っておくべきGITの基本

プログラミングを学ぶ上で知っておきたいGITについて紹介します。
多くの人が「プログラミング」といえば、「Python」や「Java」など、
いわゆるプログラミング言語の学習から始めると思います。

しかし、今回からご紹介する「Git」は、もっと早く触れておきたかったと感じているツールです。

「Git」が使えるようになると、プログラミングがもっと楽しく、効率的に行えるようになります。

個人的には、もっと早く知っておきたかったと感じているため、記事にすることにしました。
ぼくのような独学、初心者やまだ、プログラミング学習を始めていない人も是非挑戦してみてください。

「Git」と「GitHub」ってそもそも何?

プログラミングをしていると必ず出会う次のような場面に対応するための必須ツールです。

  • 作業を進めているうちに、これまで動いていたコードが動かなくなった。
  • 変更前のコードに戻したいけど、どこから直せばいいかわからなくなった。
  • 仲間と共同で開発したい
  • 仲間と共有で開発していたが、だれがどこを変更したのかわからなくなった。
あもん
あもん

こういった問題を解決してくれるのが「Git」と「GGitHub」です。

Git

「バージョン管理システム」
自分のコードやプロジェクトの履歴を管理するためのツールです。

GitHub

「クラウドサービス」
Gitを活用するためのクラウドサービスです。
履歴をオンラインで保存し、他のPCや端末、他人と共有することができます。

つまり、プログラミングの「作業効率」と「安全性」を高める必須ツールと言えます。


Gitを学んだ方がいい理由

(1) 学習の記録が残せる

プログラミングを学び始めた頃のコードや学びを記録として残すことで、自分の成長を後から振り返ることができます。
GIT が使えるなら「学習の過程そのもの」を記録できるです。

GitHubを使用してプログラミングを行うと、上の画像のように
使用した日にちが緑色になっり記録されます。

(2) 過去のコードも簡単に保存できる

コードが複雑になると途中で、どこを修正すればいいのかわからなくなることがあります。

GITを使うと、すべての「変更履歴」が記録され、必要に応じて過去の状態に戻すことができます。
これは特にエラーやバグが出たときに役に立ちます。

(3) 実践の開発現場での必須スキル

GITとGitHubは、現在ほぼすべての開発現場で標準的に使われています。
早い段階で使い方に慣れておくことで、実践的なスキルを身につける付けることができ、将来のプロジェクトや就職活動での強みになります。

あもん
あもん

もちろん個人開発でも便利です!


GITを使い始めるための4つのステップ

ステップ 1: GIT をインストールします

まずは自分のコンピューターに「Git」をインストールします。
この点については、Gitの公式の「使い始める-Gitのインストール」を参考にしてみてください。

手順通りに進めば、簡単にインストール可能です。

ステップ 2: GitHub のアカウントを作成します

GitHubのアカウントは無料で作成することができます。
GitHubの公式サイトからアカウント登録してみてください。

無料でも基本機能が充実していて驚かされますね!

ステップ3:初めてのリポジトリを作成する


GitHubの「リポジトリ(プロジェクトを保存する場所)」を作成します。

  1. GitHubのダッシュボードで「新しいリポジトリ」をクリック。
  2. プロジェクト名を入力し、README.md作成オプションを選択して「リポジトリの作成」をクリックします。

「GitHubのリポジトリのクイックスタート」を参考にしてみてください。

ステップ 4: コマンドラインで基本操作を練習する


GIT を使いこなすためには、コマンドライン操作が必要です。以下の基本操作を練習しましょう:

  • git init:リポジトリを初期化する
  • git add:変更をステージング(記録の準備)する
  • git commit -m "メッセージ":変更を履歴に記録する
  • git push:ローカルの変更をGitHubに反映する

これだけ覚えておけば、簡単なバージョン管理は可能になります。


GITとGitHubの実践的な活用方法

(1)毎日の学習記録を残す
プログラミングを学びながら、その日の学びを「1つのコミットメント」に基づいて習慣を大事にしましょう。

  • "HTMLの基本的なタグを学んだ"
  • "CSSでFlexboxの練習をした"

このように具体的なメッセージを残すことで、自分の学習ログとして活用できます。

(2) エラーや失敗を記録しておくために保存した
コードもGITに保存することで、どこでつまずいたのか、どう修正したのかを後から確認できます。「失敗の記録」も大切な財産です。

(3) ポートフォリオを作成する
学んだ成果をGitHubに公開すれば、ポートフォリオとして活用できます。採用担当者や仲間に「この人はちゃんとスキルを持っている」とアピールできます。


独学で学んだ私の経験談

ぼくが初めてプログラミングに挑戦したのは2019年でした。
当時はGitの存在さえも知りませんでいた。

ただでさえプログラミングを学ぶので必死なのに、他のものを学ぶ気力もなかったのかもしれません。
それでも、学習が進むにつれて「Git」という言葉に出会う頻度が多くなり気になっていました。

それもそのはず、開発現場ではプログラミング以前の基礎知識として
当たり前のように使用されているものだったからです。

使い慣れるまでは悩む場面もあるかもしれませんが、
全体のイメージをつかむことが使えるようになる近道だと思っています。

独学に当たり「一番やさしいGIT、GitHub」や「GitHub実践入門」などの本が参考になりました。
また、講師の方に質問を行える「コードキャンプ」などのスクールを利用するのもありだと思います。