基地で目指す大人とは

基地で目指す大人とは

今回は、あもんの秘密基地を作るときに考えていた「かっこいい大人」についてまとめておきます。
「かっこいい大人」がどういうものかを明確にすることで、自分がどういった人物になりたいのか記録しておきます。

読者の皆様にとっては、管理者がどのような思いで活動を始めたのか
あもんの秘密基地にはどのような思いの活動が記録されているかを知ることで
ご自身の参考にたるブログなのかを検討していただけたら幸いです。

どのような思いで始めたか

たくさんの子どもたちと関わる中で、こんな思いを耳にすることがありました。

  • こんな勉強して何の役に立つの?
  • 大人だってやってないじゃん!
  • 大人は働かなくちゃいけないからつまらなそう

まだ大人になることが先に感じている間は、強気な態度を示す子もいましたが
現実問題として目前に社会への入り口が迫ってくると不安として感じる子が多いようです。

中には、親などの身近な大人に対して、強がってきた手前、
その不安を相談することができずに抱える子もいました。

あもん
あもん

子どもたちが未来に希望をもって、
「自分たちも早く大人になりたい!」と思ってもらえるような身近な人になりたい!

そんな思いが活動のきっかけでした。

「子どもたちが、自分の早く大人になりたい」と思える身近な大人とは

この点に関しては個人的な強くなってしまうのですが、あもんの秘密基地ではこう定義することにしました。

あもんの秘密基地で目指すかっこいい大人とは

自分の軸を持っていながら、自由に楽しんでいる人

理由については後程触れますが、大きく分けると「自分軸」と「自由」の2点です。

自分の軸を持っている

”自分の軸”があることで以下のような行動ができるようになります。
これは大人側としても”自分の軸”を見つけることで得られるメリットでもあります。

”自分の軸”がある効果

  • 自分の価値観に基づいた判断ができる
  • 一貫性のある言動ができる
  • 自己肯定感が高まる
  • 明確な目標設定ができる
  • 他社の尊重ができる
  • ストレスの軽減

自分の価値観に基づいた判断

自分の軸を持つ人は、周囲の意見に左右されず、自分自身の価値観や信念に基づいて意思決定を行います。
他人の評価を気にしすぎることなく、自分が大切にしたいことを基準に判断し、行動することができます。

一貫性のある言動

自分の軸がある人は、状況によって言動が大きく変わることが少なく、一貫性を保つことができます。
そのため、周囲の人々に信頼感を与え、安心感をもたらします。

自己肯定感の高さ

自分の軸を持つことで、自己肯定感が高まります。
自分の判断や行動に自信を持ち、たとえ失敗しても自分を否定せず、成長の機会として捉えることができます。

明確な目標設定と達成

自分の価値観や強みを理解しているため、自分に合った目標を設定しやすくなります。
また、目標達成に向けて迷いが少なく、意思決定が早くなるため、より効率的に目標に近づくことができます。

他者の尊重

自分の軸を持つことは、他者を軽視することではありません。むしろ、自分の価値観を大切にする人は、他者の価値観も尊重できるようになります410。多様性を受け入れ、より良い人間関係を築くことができます。

ストレスの軽減

自分の軸に基づいて生きることで、他人の期待に応えようとするストレスや、自分の本心を抑え込むことによる精神的負担が軽減されます。
結果として、より充実した幸福感のある生活を送ることができます。

自分の軸を持つことは、単に自己中心的になることではなく、自分らしさを大切にしながら、他者との良好な関係性を築き、充実した人生を送るための重要な要素といえるでしょう。

自由に楽しんでいる

”自由に楽しむ”ことも大切になります。
自由を楽しむとは、自分で選択し決定する喜びを味わうことです。

自分の興味や好奇心に基づいて行動を選択し、その結果に責任を持つことで、自己決定力が育まれます。
これは幸福感の向上にもつながります。

いろいろな意味で制限をかけられていた子どもの頃と違い
大人になると、「自由が増える」側面があります。

しかし、その自由を「自分のものとして使うことができるのか」は重要なポイントです。

単に好き勝手に行動することではなく、自己決定と責任のバランスを取りながら、
自由を楽しむことで人生の豊かさを感じることだと言えるでしょう。

自由のポイント

  • 創造性の発揮
  • 柔軟な思考と適応力
  • 自己理解の深化
  • 責任と自立の実践
  • 多様性の尊重

創造性の発揮

自由な環境では、既存の枠にとらわれない独創的な思考や表現が可能になります。アイデアを自由に探索し、新しい可能性を見出す過程そのものを楽しむことができます。

柔軟な思考と適応力

自由を楽しむには、予定外の出来事や変化を受け入れる柔軟性が必要です。
臨機応変に対応し、予想外の展開を楽しむ心構えを持つことで、より豊かな経験が得られます。

自己理解の深化

自由な選択や行動を通じて、自分の興味や価値観、長所短所をより深く理解できます。
この自己理解の過程自体を楽しむことが、自由を楽しむことの一部となります。

責任と自律の実践

自由には責任が伴います。
社会のルールや他者への配慮を忘れずに、自律的に行動することで、より深い自由の喜びを感じることができます。

多様性の尊重

自分の自由を楽しむと同時に、他者の自由も尊重する姿勢が重要です。
多様な価値観や生き方を認め合うことで、より豊かな社会的関係性を築くことができます。

大人が子どもたちに与える影響

「大人の姿は子どもの発達や成長に大きく影響をする。」
これは、私が子どもの専門家になるために学ぶなかっで教科書にも書かれていましたが、
10年以上の経験と、実際に自分の子どもを育てる中で本当だったと感じている事でもあります。

子どもの成長に与える影響

  • 行動モデルとしての影響
  • 自己肯定感の形成
  • 価値観の形成
  • 環境づくりの影響
  • 共感と理解の重要性
  • 社会性の発達

行動のモデルとしての影響

子どもたちは常に大人の姿を観察し、その行動や態度を模倣しながら成長します。
大人が責任ある行動や態度を示すことで、子どもたちの手本となり、良い影響を与えることができます。
反面、不適切な行動や態度も吸収されてしまうため注意が必要です。

自己肯定感の形成

大人の言葉かけや関わり方は、子どもの自己肯定感の形成に大きく影響します。
子どもを尊重し、ポジティブな言葉かけを行うことで、子どもは「自分は大切な存在である」という感覚を育むことができるでしょう。

価値観の形成

家族は子どもが最初に所属する社会であり、家族内での自分の在り方が、後の社会生活にも影響を与えます。
大人の価値観や考え方は、子どもの価値観形成に大きな影響を及ぼします。

環境づくりの影響

子どもの成長は環境からの影響が大きいです。
大人は子どもの発達段階に応じた環境の用意や、子どもの主体的な学びや成長を支援する必要があるでしょう。

共感と理解の重要性

大人が子どもの気持ちを受け止め、共感することは、子どもの情緒的発達に重要です。
子どもの内面にある思いや発達要求を理解し、適切に応答することで、子どもは安心して成長することができます。

社会性の発達

大人との関わりを通じて、子どもは社会のルールや他者との関係の築き方を学びます。
大人が適切な関わり方を示すことで、子どもの社会性の発達を促進することができるでしょう。

あもん
あもん

大人の影響力は非常に大きいため、子どもと関わる大人は自身の言動や態度に十分注意を払いながら、
子どもの成長を支援することが大切です。

あもんの秘密基地で一緒に目指せる大人像

ここまで「目指す大人像」と「大人が子どもに与える影響」についてお話してきました。
あもんの秘密基地で目指す大人像についてはご理解いただけたかと思います。

問題は、実際にそういった行動を日々続けて本当に
自分の軸を持っていながら、自由に楽しんでいる人」になることができるかどうかです。

・手帳など紹介
・実際に活動しながら記録していく

あと5秒で記事が閲覧できます。